盆栽の置き場所

盆栽は基本的には”外”で育てますが、室内に飾って楽しむこともできます。

室内に飾る場合は、窓辺など風通しが良く、明るく柔らかな日が入る場所が望ましいです。

日の当たらない場所に飾る場合は、1日1回お水をあげる際、1時間でもお日さまに当ててあげてください。
または、週に2~3度、お休みの日などは外や日の当たる窓辺などに置き、5時間ほどお日さまに当てる時間を作ってあげましょう。


※雨風が強い日、夏の日差しが強い日、冬の霜の降りる日は、屋内や軒下などに入れてあげましょう。

盆栽の水やり

基本は表面が白く乾いたらたっぷりあげる!です。

鉢底から水が出るのを確認できるくらい与えましょう。一度水が引いたら、もう一度あげる「返し水」という方法が有効です。

屋内で水をあげる場合は、桶やトレーなどに水を張り、鉢ごと浸けて5分ほど置く方法もあります。


-季節ごとの目安-

春・秋 1~2日に1回

夏   1日に1~2回

冬   2~3日に1回

-長期外出する場合-

そのような場合は「腰水」という方法を使います。

バケツやトレーなどに水を入れ、鉢の3分の1から半分ほどの深さを水に浸し、底穴から吸水する方法です。

水が高温になると鉢の中が蒸れて腐りやすくなります。
できるだけ日の当たらない涼しい場所に置きましょう。

3日を限度に活用してみてください。


肥料のあげ方

盆栽は鉢が小さい為、どうしても養分が足りません。

肥料を与えることで、盆栽を長く楽しむことができます。

与える肥料はホームセンターなどで購入できる液肥(ハイポネックなど)で大丈夫です。

春と秋、木が活発に成長する時期に与えると効果的です。

水やりをする際に、液肥を規定倍量に薄めて水やり代わりに与えてみましょう。


※肥料を与えてはいけない時

●葉が茶色くなっていたり、病気で弱っている時

●植え替え後3週間くらい